時刻設定

初期Seedから時刻設定までほぼ頭の中でやってる計算を公開してみる。
自分で設定できる人は本当にどうでもいい情報なのでスルーで。


※下4桁がだいたい0x0A00より長いものには適用不可。
そういうのをやりたい場合は自分で応用すること。


諸事情によりHGの孵化で使った0xC91002CFを一例にとる。
(消費3で後 31 先 後 31 31)


1)起動時刻の"時"の決定
0x10を16進数から10進数に直すと 16 …(1)
従って16時台に起動すればよい


2)待機時間(T')の決定
T'=0x2CF-T_min-yy=0x2CF-0x1ED-0x009=0xD9
0xD9を16進数から10進数に直すと 217
秒に直して 217/60≒3.62 …(2)
従って、約3.6秒の待機時間となる。
(なお、暗算でやる場合は大雑把に
0x2CF-0x1F0=0x2CF-0x200+0x010=0xDF≒16*14=224位
これを60で割って3.7位と出している)


3)時刻決定のための準備
0xC9を16進数から10進数に直す (0xC9=201)
この数字から(「22(※)+(2)の整数部分」)を引く
201-(22+3)=176 …(3)
「月」・「日」を適当に決定
(ただし月×日が上の値を超えないようにする)
今回は計算が楽な 12/12 (12*12=144 …(4))にしておく
(3)-(4)を計算
176-144=32 …(5)
これを「分」として採用する。
なお「分」が58や59になると、
手間取った時に再設定が面倒(「時」が変わる)なので、避けた方が無難。
当然ながら60以上の数字にはできない。


以上で計算は終了。慣れているので08秒ソフト選択を使う。
日時設定として使うのは(1),(2),(5)と3)で決めた月日で
2009年12月12日 16時32分00秒 に時計を合わせ
2009年12月12日 16時32分08秒 にソフトを選択
2009年12月12日 16時32分22秒 に「つづきから」到達
2009年12月12日 16時32分25秒 に「つづきから」選択
とする。
「つづきから」は25秒台に選択すればよいが、
25秒00を狙って24秒台にならないよう注意。
一度決めたら「つづきから」を選択する時刻はずらしてはならない。
DS内臓のアナログ時計は当てにならないので参照しない。
おなじアナログでも壁掛けの時計の方がマシ。


※08秒ソフト選択で、22秒に「つづきから」到達となる(差が14秒)ので、
08秒に間に合わない場合、その分到達時間を遅らせ、
3)の計算中の"22"を到達時刻に変えてやればよい。
とはいえ、旧DSでやれば十分余裕はある。
時刻設定の瞬間にDSの電源を落とし、すぐつければよい。


あとは捕獲で初期Seedを確認後、ずれを確認する。
下4桁の偶奇がずれている→ダブルスロットor「年」の調整
下4桁が目標より小さい→ソフト選択時刻を若干早める
下4桁が目標より大きい→ソフト選択時刻を若干遅める
この場合は、ソフト選択時刻がおよそ
2009年12月12日 16時32分07.4秒
になるはずである。
ストップウォッチを併用する場合、6[F]が0.1秒であるということを頭に入れておくこと。


※あくまで頭の中の計算を公開しただけで、推奨するものではありません。
もっと効率的な計算方法があるでしょうけどご紹介は不要です。
各人が一番やりやすいやり方でやってください。